こんにちはBo-Rakuです。
ここはあがりたいじゃん?絶対。オーラスだったんだよ。オーラス。
でさ、相手がリーチしたんだよ。ベタオリなんてつまらないことしないよ。絶対。君が笑うなら、ね。
君が私を信じてくれるなら。カンで終わるよね?
でさ、山に一度も出されていない五筒を引いちゃったんだよ。しかも赤ドラ。
危険碑じゃん。
降りると思うじゃん?でもさ、ここで降りたら三着なんだよ。負けなんだよ。
きっと君は泣く。
切ったらさ、放銃だった。
飛んだよ。
相手が親だったから満貫で12000。
ベットにスマホ投げたよ。中指も立てたよ。
花咲く百合のように、ベッドにシワができた。
きっと君は泣いているだろう。だけどね、これだけは言わせて欲しい。
麻雀はクs
「それ以上は...やめて!」
くるっと振り返る。そこには花子が立っていた。
「飛んだなら...飛び返せばいいじゃない!」
「でもさ、終わったんだよ!私の...私の青春が....!」
パンッ(ビンタされる音)
「何を言っているの!私はあなたといられたときが一番楽しかったわよ!きっとこれまで...ううん、これからも!」
そうだった。花子は私が何回飛んでも、放銃しちゃっても...いつも一緒にいてくれた。
それなのに...私は...
「いこう!」
「うん!」
花子の手は若干湿っていて気持ち悪かった。
Fin...
では。ごきげんよう。Bo-Rakuでした。